ホテルのお客様からカーペット洗浄のご依頼をいただきました。
何年も掃除機での清掃しかしていなかったようで、歩行頻度の高いところが黒く汚れてしまっていました。
カーペットの清掃の場合は特に、「汚れの原因は何か」「どの程度汚れているか」を事前に念入りにチェックします。そうしないと、いざ作業を始めてみたら「こんなはずではなかった」という事態に陥ってしまう可能性があるからです。
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「スーパーパイルブラシ」というカーペット繊維を起毛しながら内部の汚れまで除去できるバキュームマシンに、除去したゴミの種類と量を目視確認するための「ダートメーター」という機械を取り付けてカーペットをバキュームします。
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1㎡あたりおよそ1分程度のバキュームで除去できた汚れが上の写真です。
ダートメーター内部には土砂、ほこり、カーペットから抜けた遊び毛が大量に除去できました。
同じ要領でスーパーパイルブラシでバキュームすること6回、やっと除去すべきゴミもほぼなくなり、下の写真のようになりました。
![](https://static.wixstatic.com/media/9984fc_58a071a5321a4351b8389d33a759ad03~mv2.jpg/v1/fill/w_147,h_110,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/9984fc_58a071a5321a4351b8389d33a759ad03~mv2.jpg)
カーペットは内部(パイル状の繊維の奥の方)に汚れがたまっていきます。この汚れは家庭用のポット型掃除機では除去することは難しいため、汚れがどんどん蓄積してしまっていました。
この汚れがたまった状態で水を使ってクリーニングすると、洗浄した後にすごくキレイになったように見えたとしても、少し時間がたった後に毛細管現象によって除去しきれなかった汚れがカーペット表面に浮き上がってきて、「なんだこれはっ!!」という事態になってしまうことがあります。
そういう事態にならないために事前インスペクションを行って、施工に向けて万全を期すわけです。
当社は、カーペットの専門知識・技術を認定する世界で最も権威のある「IICRC」という団体のライセンス認定会社であり、社員それぞれもカーペットクリーニングのテクニシャン認定者です。
カーペットのクリーニングを依頼する場合には、しっかりとした知識・技術を有した会社に頼むことをオススメします。