今日の朝刊に1月14日 東シナ海で沈没したタンカーからの重油流出で汚染範囲が拡大する恐れがある との記事が載っていました。
1997年1月島根県沖日本海でナホトカ号重油流出事故があった事を覚えていらっしゃる人は今となっては、少ないと思います。
重油は北陸の海岸にも流れ着きました。
当時 私は、能登半島 石川県羽咋郡の海に近いところに住んでおりました。
北陸の海岸は岩場が多いので人海戦術でないとダメと各種団体・町内会やPTA等の多くの人が重油回収のボランティアに参加しました。
私達もスコップを持って参加したことを思い出しました。
風のある寒い日でした 子ども達と海岸へ行くと重油の鼻を衝く臭いで気分が悪くなり履いていた白い長靴の裏も真黒になりました。
冬の日本海は、石川さゆりの唄にもある通り波も荒く いい岩海苔が採れます。
ちょうど収穫時期でもありましたが、当然全滅だったように記憶しています。
でも海の浄化作用は凄いもので その後数年で重油の影もなくなり綺麗な海に戻りました。
管理本部 村瀬
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