当社は名古屋市東区白壁にある市政資料館の維持管理に関する業務の一部を受契しています。
市政資料館は、1922年に建てられたレンガ造りの建物で国の重要文化財に指定されています。現在は市の公文書館として機能しているだけでなく、市民の憩いの場として、また結婚式場として利用される方もいらっしゃるようです。
昨日、市政資料館の屋上の点検業務を行いました。
下の写真、丸印の部分に点検作業員がいます。
建物自体が古く、劣化している建材もあり、壊れ、割れ、ひび、剝がれなどの症状をチェックします。
上の写真はどこか割れてしまった部分の破片だと思われますが、このような破片などが強風で落下してしまった大変な事故につながりかねません。
写真はありませんが、高所作業車も使用して屋上全体をしっかりチェックして、写真撮影や危険を予見できる箇所については必要と思われる措置をとりました。
どれだけ古い建物でも、しっかりしたメンテナンスを行うことで建物の価値を維持することができます。
「重要文化財だから」ということではなく、当社が携わるすべての建物の資産保全・美観向上のお役に立てるべく、日々精進したいものです。
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